秦美紀子個展 -夢の世界を描く-
登録アーティストの秦美紀子さんが、MHDモエ ヘネシー ディアジオ株式会社がNPO法人エイブル・アート・ジャパン(東京事務局)と行っているMHD Artists Scholarship Program(MHD アーティスト奨学金プログラム)を受けて個展を開催されます。
エイブルアート・カンパニーはエイブル・アート・ジャパンの会員さんの協力を受けながら、企画運営を秦さんとご一緒しています。
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展示名:秦美紀子個展 -夢の世界を描く-
会期:2022年10月18日〜29日(最終日は17:00まで)
※初日と最終日は作家在廊予定
会場:カロ ブックショップ アンド カフェ
550-0002 大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル5階
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個展開催に寄せて、秦さんからコメントが届いています。
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30年余り前、何の取柄もなかった私が、障害者となり頭を打ってから 昔、中学校の美術の先生に勧められたアートを思い出し、アートの世界へ足を踏み入れる決心をしました。
初めは、丸い花瓶をただ丸く描くだけでした。
でも将来を思う時、止める訳にはいきませんでした。そのうち、作品が仕上がる度に、完成した充実感と次こそはとの意欲が涌き、現在へと至りました。
月日がたって写生から創作へと進んで来た頃、今回、DMに使用しました『海岸通り』を描いていた時、知人から「何か不思議な感じのする絵だね」と 言われました。嬉しかったです。それが契機となって “夢の世界を描いていこう!”と思い始めたのです。現在、『海岸通り』制作の頃からは長い年月がたちました。その間には、アートの世界で様々な展覧会を見に行きました。様々な美術番組を見、様々な画家の人生や友人と交わりました。
長い年月の間には“夢の世界を描きたい”との初心を忘れて 描いた作品も多々あります。でも『海岸通り』を見る度に たとえ時々脱線しても 夢の世界への憧れを一生持ち続けて “描いていこう”と思っています。
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ぜひ、みなさま足をお運びくださいませ。
※詳しくはカロさんのWebサイトでもご紹介いただいています。
https://www.calobookshop.com/gallery/hatamikiko/